福島県「会津たび」

福島県

 会津若松は「古事記」にも記されており、戦国時代には有力者に統治されました。その後の江戸時代・明治維新にも大きな影響を与えてきた歴史をもち、戊辰戦争などの困難と向き合いながら現在では観光地として歴史・温泉・伝統工芸・ラーメンまたはマリンスポーツ・ウィンタースポーツ・アウトドアなどアクティビティが体験できる場所です。

1日目、東京から目指すは喜多方!

  「会津若松」やら「喜多方ラーメン」は聞いたことは有るけど行った事はまだない。そんな方にお届けしたい福島県会津地域の有名な観光コースを調べてみました。また、初めましての方はぜひ「初めに」を確認頂けると幸いです。

 それでは喜多方市そして会津若松市に出掛けてみましょう。

おすすめ移動手段とは

 もし車で行くことができれば車で行くのが最善手と言えるでしょう。アクティビティや温泉地、大内宿などは市内から離れており車が便利です。

 新幹線で郡山駅まで行き、在来線か高速バスに乗り換えて約1時間程度かかります。また、高速バスが新宿から出ていますが、便数は多くありません。

下記表でそれぞれ比較してみました。

方 法

おすすめ度

参考価格

参考時間

デメリット

自家用車

★★★★☆

高速料金+燃料代

(307km)

片道 約10,535円

およそ4時間

・運転が疲れる
・飲酒できない

新幹線

★★★☆☆

乗車券+特急券

片道 約10,300円

およそ4時間

・乗り換えが必要

・大人数だと割高

高速バス

★★☆☆☆

乗車券

片道 約5,200円

およそ5時間

・座席が狭い

・便数が限られる

(自家用車の参考金額:高速はETC使用料金、燃費15㎞/1Lとし1L¥160とします。)

また、レンタカーの選択肢もあります。自宅から又は郡山駅から レンタカーの利用が良いでしょう。

下記レンタカー会社を載せますので検討してみてはいかがでしょうか。

・ニッポンレンタカー

・トヨタレンタカー

・ニコニコレンタカー

喜多方に観光スポットなんてない?

 まずは喜多方市を目指します。喜多方と言えばラーメンが思いつくのではないでしょうか。ご当地ラーメンブームの火付け役となった事から全国的に知られていると思います。

 しかし、ラーメンだけではなく 蔵のまち喜多方であり、醸造蔵を中心とした味噌・醤油や酒蔵が多く点在しており、これらを楽しむことが可能です。試飲もできる酒蔵巡りもおすすめです。

移動には周遊バスもありますので確認してみてください。

循環バス ぶらりん号

それでは、観光スポットを書き出しましたので参考にしてみて下さい。

徒歩でいく

・ラーメン神社と喜多方ラーメン館

・喜多方市美術館と喜多方蔵の里

・喜多方蔵座敷美術館

車でいく

・新宮熊野神社 長床

・雄国沼湿原

・日中線記念館 熱塩駅舎

酒蔵巡り

・ほまれ酒造

・小原酒造

・清川商店

・大和川酒造

 喜多方には10以上の酒造蔵があり、上記4店舗は常時見学可能となっています。他の酒造蔵でも事前連絡で見学可能です。また酒蔵巡りツアーもあるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

・5月 喜多方酒蔵探訪のんびりウォーク

主なイベント

・4月上旬  日中線しだれ桜

・7月中旬  喜多方レトロ横丁

・10月上旬  喜多方KANPAIまつり

・2月上旬  喜多方冬まつり(ラーメンフェスタ) 

喜多方の夜は寂しい?

 地方小都市でありながら喜多方市役所を中心としてお店が点在しています。蔵の中の居酒屋、場末感の漂うスナックでは地元の人たちの秋哀を感じられることでしょう。

 そんな蔵のまちで味わう日本酒はまた違った味わいになることでしょう。居酒屋をピックアップしましたので予約した方が確実です。

・会津 田舎家 

・美豚

・食彩yaku

喜多方のおやど

 喜多方市にも宿泊施設が数件存在しており、駅近くにはビジネスホテルもあります。

 また少し離れますが熱塩温泉という温泉地があり旅館がいくつかあります。山の中でありながら塩泉であるため塩辛い温泉となっています。

・熱塩温泉 山形屋

・ガーデンホテル喜多方

・笹屋旅館

2日目、喜多方から会津若松へ

 会津地域の観光で最初の目的地を喜多方市に設定するのはあまり無い様に思いますが喜多方ラーメンを食べたいのであればこのパターンが良いでしょう。

ラーメンは朝食になるか?

 喜多方ラーメンは朝から営業しているお店も多くあり、朝からラーメンを食べる「朝ラー」文化が定着しているのです。そのため喜多方ラーメンを朝に食べる事をおすすめします。

 喜多方ラーメンは昔ながらのあっさり系ですので朝から食べられてしまうのです。そして何より味覚が一番研ぎ澄まされている朝に食べてもらいたい。

また、朝は比較的にすいている事が多く、閑散期の冬は並ばずに入ることもできるでしょう。

・坂内食堂 7:00~  木曜定休

・喜一           9:00~  土日定休

・一平    7:00~  水曜定休

・うめ八   7:00~  月曜定休

会津若松の観光スポットはここ!

 ラーメンの後は喜多方から会津若松へ移動。方法は路線バスもありますが、列車がベストでしょう。しかし、どちらも本数は少ないため事前に確認が必要です。

 そして会津は観光スポットも多くあるため今回は有名なところをピックアップしました。若松市内の観光には周遊バスが便利です。

・七日町通り

・野口英世青春館

・鶴ヶ城

・御薬園

・会津武家屋敷

若松グルメとは

 実は会津若松にはB級グルメも多く存在しています。ソースかつは有名かもしれませんがカレー焼きそばや饅頭天ぷらなど変わり種も多くあるのです。

 せっかくの旅行でご当地の食べ物を試してみるのはいかがでしょうか。

ソースかつ

・なかじま

・白孔雀食堂

カレー焼きそば

・寿楽

・めでたいや

会津は居酒屋日本一?

 会津地域は酒処とも知られ、毎年のように日本酒の品評会で受賞しています。そのためか会津若松の居酒屋の数は多く人口当たりの居酒屋の数が日本一となっているのです。

 そんな会津の郷土料理を味わえる居酒屋をおすすめしますので、ご予約ください。

・彩喰彩酒 會津っこ

・居酒屋 野むら

・かんのや

会津のお宿事情とは

 会津は四方を山に囲まれた盆地となっていますがどちらに行っても温泉が湧出しているお温泉の町でもあるのです。その中でも今回は市内からも近く名湯とも言われる東山温泉を紹介します。

 バブルの面影を見せるノスタルジックな雰囲気に浸ってみてはいかがでしょうか。

・会津東山温泉 庄助の宿

・会津東山温泉 くつろぎ宿

・東山温泉 東山パークホテル新風月

3. 3日目、会津若松から東京

 前日の喜多方では朝早くからラーメンを目指したので今日の朝はのんびり温泉を楽しむのも良いと思います。ただ、まだまだ行きたい観光スポットもあるため確認してみましょう。

まだ行きたい観光スポット

 白虎隊の悲しき歴史も見ていきましょう。

・飯盛山

・さざえ堂

・白虎隊記念館

・蚕養神社

お昼を食べよう

会津山塩を使った塩ラーメン 

・麺や 大一

色々な郷土料理を楽しめる

・麺麺亭 そば御膳

まとめ

 今回の紹介内容はいかがだったでしょうか。

 紹介できなかったスポットがまだまだあります。また次回紹介したいと思いますが、皆さんが行ってみたい所ややりたい事をアレンジして楽しみたいです。

想定金額は

 想定金額は78,060円となりました。過ごし方で安くすことも可能なので参考にしてください。

詳細は「たびしおり」にて

マップ情報

会津旅マップ - Google マイマップ
会津旅マップ

「たびしおり」

 私の「たびしおり」をPDFで配布しますので、参考にしていただければ幸いです。

また、エクセルデータ版を販売したいと思いますのでアレンジして楽しんで頂きたいです。

A4 2つ折り (B5に縮小印刷するとよりコンパクトにできます)

編集後記

 実は、喜多方市に6年ほど住んでいた事があり、ラーメンと日本酒がとても好きになりました。色々な楽しみ方のある会津にぜひ行ってもらいたいと思います。

 また、私も実際に行くことがあれば体験記としてアップしていきたいと考えていますが、、、、、いつのことやら、、、、、

タイトルとURLをコピーしました